「世界で一番いとしい君へ」あらすじとレビュー

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あらすじ

17歳の時に子どもを授かり結婚した夫婦、テス(カン・ドンウォン)とミラ(ソン・ヘギョ)。
その子どもアルム(チョ・ソンモク)は、病気のため16歳でありながら身体年齢は80歳ほどの老人と同じだった。
アルムは、近所に住むおじさんが唯一の友達である。

ある時、アルムの治療費の寄付を募るためテレビのドキュメンタリー番組に家族3人で出演する。
その番組を見たという女の子から、アルムの元に1通のメールが届く。
迷いながらも返事を送るアルムだったが・・・

極力ネタバレなしのレビュー

「病気の子どもとその両親のお話」というと、観ていて涙がボロボロ出てきて止まらない内容を想像しがちですが、この映画はどちらかというと「爽やか」な印象です。

特にドラマティックな展開があることもなく、途中で悪いことをする人も出てはきますが、「こういう人もいるよね」程度で根っからの悪人というわけでもなく、終始穏やかに物語は進んでいきます。

ただ、全体的に散漫な印象も受けました。
アルムのストーリーの間にテスとミラの17歳当時のストーリーが挟まれ、どっちにも没入できず中途半端な感じでもありました。

それでも最後はやはり泣いてしまいましたね・・・子どもを持つ親なら泣かずにはいられないと思います。

作品としての出来はちょっと残念な感じもしましたが、真面目で世間知らずの父親カン・ドンウォンとしっかりものの母親ソン・ヘギョは予想以上に良かったです。

特にカン・ドンウォンさんは、おそらく映画では「彼女を信じないでください」以来の壊れた姿(笑)を見せてくれますので、カン・ドンウォンファンはそれだけでも大満足なはず。(私もカン・ドンウォンさんのファンです)

しんみりしすぎず、ちょっとした笑いあり、感動あり、涙ありの穏やかな映画を見たい時にはおすすめの映画です。

満足度 star2

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