「ベルリン ファイル」あらすじとレビュー

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あらすじ

ドイツ ベルリンのあるホテルの一室で、北朝鮮の諜報員ピョ・ジョンソン(ハ・ジョンウ)は
アラブ系組織と武器取引に臨んでいた。

一方、韓国の国家情報員ジンス(ハン・ソッキュ)は、
北朝鮮の故キム・ジョンイルの隠し口座の在処を突き止めるため
武器取引現場を急襲しようとするが、
そこに、イスラエルの諜報機関モサドが介入してきたため作戦失敗。

武器取引が失敗に終わったジョンソン。
そこへ、北朝鮮から監視員ミョンス(リュ・スンボム)が訪れる。

ミョンスは、ジョンソンの妻で通訳のジョンヒ(チョン・ジヒョン)が
アメリカへの亡命を企てていると、ジョンソンに告げる。

ジョンヒの行動を見張るジョンソン。
そんなジョンソンに、ジョンヒは失望を感じる。

実はジョンヒが裏切ったのではなく、ミョンスとその父ジュンホが
ドイツ公館の人員を入れ替えるために企んだ罠だった。

ジョンソンはジョンヒを連れて逃げる。
それを追うミョンス。
そこにジンスが絡んで・・・

極力ネタバレなしのレビュー

この映画の見どころは、とにかくアクションシーン!

マンション何階分かは分からないけれど、かなり高い階から落下中に壁に激突したり
電線が足に絡まったりしたにも関わらず、落ちた後ふつうに歩いていたり、
銃撃を受けて飛び散るガラス片が降り注いでいても何ともなかったり、
走っている車にとびついてしがみついたり、

ハ・ジョンウ、どれだけタフなんだ(笑)

全体的に、ハリウッド映画っぽいなぁという印象でした。

韓国映画なのだけれど、舞台がベルリンというだけあって、
登場人物も国際色豊かです。

韓国の国家情報院、北朝鮮の諜報員、CIAにモサドまで、
各国の諜報機関が勢揃い。

けれど、やはり韓国映画なので、諜報活動だけでなく
ハ・ジョンウとチョン・ジヒョン夫婦の愛憎などもちゃんと描かれています。

チョン・ジヒョンは、今まで活発だったり清楚な感じだったり
そういう役柄でしか見たことがなかったのですが、
この映画では、胸の内に押さえ込んだ怒りと諦めの感情を持つ女性を
見事に演じていたと思います。

とりあえずアクションのシーンが多くて(しかもかなり派手)
そういう意味では男性にも好まれる映画かなと思います。

最後は、ハリウッド映画ならハッピーエンドで終わりそうな展開のところ
やはり韓国映画、そう甘い終わり方はしてくれません。

ただ、そのアンハッピーエンドの先にまた、
タフで不死身なハ・ジョンウが現れるという、
その点はハリウッド映画っぽくもあるな、と感じました。

普通に「娯楽作品」として楽しめる映画です。

満足度 star2

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