「ベテラン」あらすじとレビュー

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あらすじ

販売した高級車を盗んでまた売る、という犯罪グループの摘発に成功した、ソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)やオ チーム長(オ・ダルス)をはじめとする広域捜査隊。

一方、その捜査に協力した長距離トラックの運転手が、賃金未払いのまま解雇された抗議を本社前でしていたところ、責任者のチョ・テオ室長(ユ・アイン)に中へ入るよう言われる。

そこである事件が起こり、ドチョルは真相を暴いて真犯人のチョ・テオを逮捕するべく動き始める。

極力ネタバレなしのレビュー

ファン・ジョンミン、オ・ダルス、そしてユ・ヘジンという名前を見ただけで期待値は高まるというもの!

そしてその期待を裏切らない3人!

ファン・ジョンミン氏とオ・ダルス氏のコンビは「国際市場」に続いてですが、キャラクターは逆といってもいいと思います。

本能のままに突っ走るファン・ジョンミンに対し、世間の常識や保身を考えつつもファン・ジョンミンの一番の味方であるチーム長オ・ダルス。その他の広域捜査隊のチーム員がまた、それぞれいい味出してました。

この設定で、ぜひシリーズ化してほしいなあ~(「公共の敵」みたいに)

また、ユ・アインが初の悪役とのことでしたが、悪役というよりも、素行の悪い財閥3世という役がうまかったなという印象でした。

この財閥3世が、映画を見る前に想像していたよりはるかに酷いヤツで・・・(苦笑)

映画全体の流れでみれば、正義感の強い刑事が悪事を働いた財閥3世をいろんな妨害にも負けず逮捕に至る、という「勧善懲悪」のストーリーなのですが、あまりにもチョ・テオが酷いヤツなので、映画を見終わった後もスッキリというより「逮捕されたくらいじゃ物足りない」という感覚でしたね。

それくらい、ユ・アインの演技、存在感は大きかったのだと思います。

韓国ドラマの中だけでなく、最近ではナッツリターン事件など実際の財閥の素行がいくつか知られるようになってきましたが、日本人である私にはまだまだ、韓国で財閥がどういう存在かというのは理解しきれないところがあります。

配役も素晴らしく、ストーリーも良い。適度に笑いの要素もあって、テンポよく進んでいく。
映画の出来としては最高!
だけど、後味は私には少し苦く感じられた映画でした。

あとどうでもいい話ですが、この映画の監督さん「ベルリンファイル」と同じなんですね。

「ベルリンファイル」の原題が「Berlin」(ベルリン)、この映画の原題が「Veteran」(ベテラン)。

語呂合わせのように思えるのは私だけでしょうか・・・(私だけでしょうね 笑)

ベルリンファイルの続編の企画があるという話も以前聞いたのですが、どうなっているのか気になるところです。

満足度 star2

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